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【ESD活動支援企画運営委員会】佐藤委員プロフィール

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 佐藤 真久 委員
東京都市大学 環境学部 教授
 
[これまでのESDとのかかわり]
高校3年間の英国留学中時に、東西冷戦の終焉、地球規模の環境問題(北海の海洋汚染や酸性雨、チェルノブイリ原発)などを経験し、地球市民としての行動の重要性を実感しました。その後、アジア太平洋地域における基礎教育、高等教育、能力開発の国際協力の仕事を通して、地球規模の基本問題(貧困・社会的排除問題、環境問題)に直面し、ますます持続可能な社会の構築に向けて、人(基礎教育、高等教育、成人教育、能力開発)と、人と人(パートナーシップと協働ガバナンス)の重要性を実感しました。国連ESD10年(DESD)にも深く関わり、GAP、Post-GAPに向けた国内外の取組に関わっています。ESDの特徴である「個人変容と社会変容の学びの連関」(Learning Transform Oneself and Society)を深めるためにも、社会変容にむけて、自身の変容にチャレンジしたいと思っています。

[ESD推進ネットワークやESD活動支援センター(全国・地方)への期待]
持続可能な開発目標(SDGs)が2015年に発表されて以来、ESDの役割も、(1)教育に質に貢献するESD、(2)SDGsの達成に資するESDと、SDGs全体の基盤を支えるものとして認識がなされてきています。多様なテーマと多様な主体をつなげ、持続可能な社会の構築に向けて共に行動するためには、個人だけでの行動だけではなく、ネットワークとしての機能がますます重要になってきます。社会課題の解決に向けてネットワークを構築する上でも、ESD活動支援センター(全国・地方)の果たす役割はとても大きいと言えます。