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2021年度「庭野平和財団 公募助成」のご案内
【情報源】
公益財団法人 庭野平和財団
【名称】
2021年度「庭野平和財団 公募助成」
【主旨】

平和を阻害する要因には、個人、家庭、地域社会、国家のレベルから、自然環境の問題に至るまで様々な要因が存在します。しかし、いずれにせよ問題の根底には人間自身のあり方が関係しているといっても過言ではありません。このようなときに、心の平安と寛容を説く宗教の役割もまた重要であるといわなければなりません。

庭野平和財団は、こうした視点に立って、宗教の相互理解と協力を促進するとともに、宗教的精神に基づいて平和社会実現のために積極的な取り組みを続けている人々の活動を支援し、連携を深めようとするものであります。従って、特定の宗教を支援するものではなく、諸宗教の独自性を相互に尊重し合い、寛容の精神を基本としながら、平和・共生の社会を実現することを目指したいと考えます。

本財団の活動助成は、宗教的精神に基づいて行われる活動を対象とし、広い社会からの参加をえて、これを積極的に奨励していくことを目的とするものであります。

【助成のねらい】
『分断された社会の中の対話と協力』
平和を阻害する要因の一つに社会や人々の分断があります。“社会や人々の分断”とは、人と人、人と社会、さらには人と自然、それぞれの中で和やかさと順調さが保たれ、調和がとれたあるべき良好な関係が、内的、外的な要因で、別たれ、途切れ、その結果、個々が孤立している状態であると考えられます。現代社会には、この分断によって多くの問題が生み出されているように見えます。
社会におけるそのような問題を解決するにあたり、庭野平和財団は、「共同体の力」と「社会実験的な方法による課題解決」に注目します。実際に人々が分断された状態にある共同体の中で、当事者たちの中での対話と協力がなされることを基本として、社会実験的な手法を積極的に用いながら問題の真の解決を目指すような活動を期待します。
ここで言う「社会実験的な手法」とは、次の一連のプロセスを含む方法、つまり「あらためてそれらの人々が抱える具体的な課題を調査し、分析すること」、「調査・分析をもとに、どのようにすればその問題の解決がなされるかの仮説を立てて試験的に実施をすること」、「実施によってその仮説を検証し、より効果的な問題解決の方法を導きだすこと」を指すものです。
今年度の公募助成では、(NPFは)分断の解決にむけてそのようにチャレンジする申請を求めています。
★募集要項はこちら
【対象】
A. 宗教的精神に基づく社会・平和活動
宗教的精神に基づく社会活動とは、神仏への畏敬の念から発して、広く社会及び個人の生活における物心両面の福祉に寄与することを志向する活動を意味します。 具体的には、特定の宗教の枠を越えて展開されている平和のための教育・開発協力・環境保護・人権擁護・高齢化問題への対策等の活動を指します。
B. 地域で展開される草の根活動
様々な団体・個人が共に深い精神性をもって展開され、地域のエンパワーメントを創生する活動に助成を行います。既存の枠にとらわれない、新しい価値観の創造を期待します。 具体的には、地域で展開される草の根の活動が、国内外の人々を助けることにどうつながるのかを意識する活動、つまり「地球的規模で考え、足元から実践する」活動を指します。
【応募方法】
申請は原則としてオンライン申請フォームからのみ受け付けています。
【金額】

助成金額は上限 100 万円までです。

また審査の結果、実際の助成金額が申請された額よりも減額されることもあります。

【応募期間・締め切り】
2021年10月22日(金)必着(日本時間22日23:59)
【問合せ先】
〒160-0022
東京都新宿区新宿 1-16-9 シャンヴィラカテリーナ 5F
公益財団法人庭野平和財団 助成担当
E-mail: npfgrant@npf.or.jp
【関連リンク】
公益財団法人 庭野平和財団:https://www.npf.or.jp/