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【報告】高等教育における柔軟な学びの道筋に関する国際政策フォーラム
【情報源】
International Policy Forum on Flexible Learning Pathways in Higher Education 参加者へのe-mailメッセージ
【名称】
高等教育における柔軟な学びの道筋に関する国際政策フォーラム
【開催日(期間)】
2021年7月6~8日
【主催者・協力者】
主催者:UNESCO教育計画国際研究所(IIEP-UNESCO)
協力: マレーシア高等教育省、教育省、マレーシア大学、マレーシア資格庁、マレーシア・ユネスコ国内委員会
【開催地(開催方法)】
オンライン
【結果概要】
・今回の国際政策フォーラムは、ユネスコ教育計画国際研究所(International Institute for Educational Planning: IIEP)がマレーシアの関係者の協力を得て実施したもの。
・柔軟な学びの道筋(flexible learning pathways:FLPs)は、世界中の高等教育システムにおける重要な新しい課題である。セクターが急速に拡大し、学生が多様化するにつれて、FLPsはその重要性を増し、大学がすべての教育の中で果たすべき役割の明確化が求められている。
・世界の80カ国以上の政策立案者、専門家、研究者が集い、FLPsについて議論した。この場はまた、複数年にわたる国際研究から新しい研究成果を共有し、新たな共同研究課題を明らかにする良い機会でもあった。
・フォーラムでは、大学入学前の教育体験を含むアドミッションポリシーの在り方、大学及びその後の教育におけるオンライン学習/遠隔学習の経験や利用可能になりつつあるDXテクノロジーについて、さらに工学部と経済学部のような同一機関内、あるいは他大学等との学びの場の移動とその際の授与単位の質保証等、大学が直面している課題について極めて広範に議論がなされた。
・事例としては、マレーシアに加え、チリ、フィンランド、インド、ジャマイカ、モロッコ、南アフリカ、英国の経験が紹介されている。
・本フォーラムにどれだけの日本人が参加していたかは不明であるが、日本の大学が直面している課題と世界の他国の高等教育機関が共有している課題とが共通していることが明らかになり、また、その解決に向けて行われている様々な取組に関する情報が紹介されている。そのため、日本の高等教育機関のマネジメントの人々にご覧いただくと大変有益であると言えよう。
【対象】
主として持続可能な社会づくりに関わる高等教育関係者、特にマネジメントクラスの者、その他高大接続等で高等教育機関と関係を有する者
【資料】
■映像記録(Youtube配信)
初日2日目3日目
■スライド資料
開会式
イントロキーノートスピーチ1(マレイシア高等教育省):キーノートスピーチ2(EUにおけるMicrocredentials)パネルセッション
パネル1:
プレゼン1:(Diverse entry pathways into higher education)
プレゼン2: (Accreditation of prior experiential learning)
プレゼン3:(フィンランドの経験)
プレゼン4:(How to go further)
パネル2:
プレゼン1:(英国のオンライン教育:Future Learn)
プレゼン2:(柔軟な学びの道筋を促進するテクノロジーの役割)
プレゼン3:(インドのオンライン/遠隔教育)
パネル3:
プレゼン1:(ジャマイカでの職業教育(TVET)の高等教育への統合)
プレゼン2:(学び手の学び舎の移動:articulation)
プレゼン3:(コロンビア独自の柔軟な国家資格の認証システム)
プレゼン4:(すべての人に教育を!ジェネレーションZの時代)
プレゼン5:(Flexible Learning Pathways in Higher Education)
パネル4:
プレゼン1:(南アフリカにおける促進方策:NQF)
プレゼン2:(柔軟な学びの道筋を進めるためのガバナンス)
プレゼン3:(チリの柔軟な学びの道筋推進に公共政策が果たす役割)
閉会式
【問合せ先】
info@iiep.unesco.org
【関連リンク】