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「かんきょう新聞」コンクール:ESD活動支援センター賞創設

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環境教育プロジェクト【地球教室】
朝日新聞社主催【地球教室】は、「未来につながる環境教育を」をコンセプトに、学校・行政・企業が一体となり、子どもたちと共に地球環境を考えていく取り組みとして、2008年に始まりました。「環境トピック」「キャリア」など複合的な観点で、子どもたちが「未来へのアクション」を始めるきっかけとなるよう、出張授業や環境イベントの開催や、オリジナルの環境教材・地球教室「基礎編」と「応用・研究編」の作成と、希望する学校への配布を行っています。今年度の「応用・研究編」では、ESD活動支援センターについてご紹介いただきました。
学校では、地球教室「基礎編」と「応用・研究編」を通して学んだこと、自分自身で行った活動などを生徒たちが「かんきょう新聞」にまとめ、「かんきょう新聞」コンクールに応募します。
 
「かんきょう新聞」コンクール:ESD活動支援センター賞
「かんきょう新聞」コンクールは、特別協賛企業(エコ先進企業)の設定するカテゴリーにそって審査が行われ、優秀な作品に賞が贈られます。
一方、どのカテゴリーにもあてはまらないものにも多くの優れた作品があり、そうした作品も審査の対象となるように、「ESD活動支援センター賞」が創設されました。
応募作品6,197点のうち、1,747点がESD活動支援センター賞の対象になりました。
 
ESD活動支援センターでは、以下の観点を審査基準として、優秀賞1点、佳作3点を選考させていただきました。

  • 環境の視点だけでなく、経済の視点、社会の視点、文化の視点がなんらかの形で表現されている。
  • 批判的な思考力の発揮が感じられる。
  • 協働的な制作過程が見て取れる。
  • 知識だけでなく行動する姿勢が見て取れる。
  • 作品としての完成度。

 
<受賞作品>

ESD活動支援センター賞:優秀賞 「地球危機新聞」

千葉県印西市立内野小学校 井上匠真さん[4年]

●ESD活動支援センターより
自然と生き物を守るためのメッセージ「人間がこわしたら人間がなおす」が力強いです。人類消滅後を描いたマンガも上手で、こんな事態を防ぐために「世界中の人々が協力」していくことの大切さをよく伝えています。
 

ESD活動支援センター賞:佳作 「食料新聞」

愛知県小牧市立米野小学校 西部愛果さん[5年]

●ESD活動支援センターより
フードマイレージを知ることから環境への負担や日本の食料自給率低下の原因を挙げ、自分に出来ることを具体的に絵で視覚的にわかり易くまとめています。私たちが協力して課題に取り組もうというメッセージが伝わります。
 

ESD活動支援センター賞:佳作 「世界の食事情新聞」

神奈川県相模原市立藤野小学校 森久保美羽さん[6年]

●ESD活動支援センターより
日本の飽食と途上国の飢餓を比べ、戦争や環境破壊と飢餓が繋がっていること、食料輸入がエネルギー問題であることも突き止めました。更に過去の公害から、水の汚染が生き物すべてを害する地球全体の仕組みにまで気づけたのは素晴らしいことです。
 

ESD活動支援センター賞:佳作 「地球エコ新聞」

千葉県浦安市立浦安小学校 樋口絢香さん[4年]

●ESD活動支援センターより
節水を目標に「家族でやったエコ活動」の様子を丁寧に書いています。家族全員で取り組むため、節水のポスターを作ったり手紙を書いたり、自発的な行動が素晴らしいです。家族へのインタビューでは、取り組みの成果がよく伝わりました。
 
 
環境教育プロジェクト【地球教室】公式ウェブサイトは下記よりご覧ください。
http://www.asahi.com/ad/clients/chikyu/