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アメリカ:オレゴン州気候変動教育法案の進展

発表日:2025年4月18日

【法案の概要と議会での進展】
オレゴン州下院は、気候変動教育を強化するための法案「House Bill 3365」を、2025年4月17日に32対23の票差で可決しました。

この法案が成立すれば、州の教育委員会が学習指導基準(academic content standards)の見直し時に、気候変動の原因・影響・対応策(緩和、適応、地域のレジリエンス強化)を含む内容を確実に盛り込むことが求められます。

【法案内容の変遷】
当初の法案案文では、持続可能性と気候変動に関する学際的アプローチを、すべての教科における教育基準に組み込むことが提案されていました。

しかし、法案は州議会の教育委員会で審議される中で大幅に修正されました。

【今後の見通し】
本法案は今後、オレゴン州上院での審議を経て、最終的な成立に向けて動くことになります。

記事では、気候変動教育に対する政策的な動きとして、今回の法案通過が重要な一歩であると位置づけられています。

【出典】National Center for Science Education(NCSE)
【出典リンク】
https://ncse.ngo/oregons-climate-change-education-bill-advances