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エジプト:British Council in Egyptとユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)、エジプトで気候変動と持続可能な開発教育に関する政策円卓会議を主催
発表日:2025年9月24日
■ 概要
● British Council in Egyptは、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)と提携し、「気候変動と持続可能な開発教育 in エジプト」に関するハイレベルな政策円卓会議を主催。この会議は、恵まれない都市部の小学校の女児とその教師の視点を検証することが目的。
● 円卓会議には、教育省、外務省、ユニセフ、エジプト環境庁、国会議員など、政策立案者や教育関係者が集まり、UCLの研究結果とそのエジプトの教育システムへの影響について議論された。
● UCLの研究では、アレクサンドリアの恵まれない小学校の女児501名と教師738名の声が調査され、女児たちは汚染や異常気象といった実体験に関連付けて気候変動に対する強い認識を持ち、環境保護のための行動を起こす意欲と決意を表明していることが明らかになった。
● 教師たちは気候変動教育の重要性を認識していたが、多くは自分自身が有意義な環境行動をとるための準備が不足していると感じていた。彼らは、より多くの専門能力開発の機会と、すべての科目を通じた持続可能性テーマのより強力な統合が必要だと強調した。
● この円卓会議は、エジプトの教育システムを国内的および世界的な気候行動のコミットメントに整合させ、同時に最も脆弱な人々の声が確実に聞かれるようにする重要な一歩となることが強調された。また、UCLの研究者は、女児の視点を理解することが、彼女たちが教育で直面する隠れた障壁を明らかにし、真に彼女たちを力づける政策設計に不可欠であると指摘した。
【出典】
Egyptian Gazette
https://egyptian-gazette.com/entertainment/british-council-ucl-host-policy-roundtable-on-climate-change-sustainable-development-education-in-egypt/








