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発表日:2025年12月27日
概要
● 韓国のユース団体「Coolimate」の大学生メンバー3名は、ブラジルのベレンで開催されたCOP30に参加し、気候変動の議論における多様性と包括性の必要性を訴えた。彼らは、化石燃料依存からの脱却過程で地域コミュニティや労働者といった社会的弱者を保護する「公正な移行」の原則を盛り込んだ「ベレン・アクション・メカニズム」の採択を高く評価している。
● 会議の傍らで行われたパネルディスカッションにおいて、学生たちは政策決定の場と現場の格差を指摘。特に、気候変動の影響を最前線で受ける先住民の声が公式な交渉の中心に十分に据えられていない現状を目の当たりにし、「誰がマイクを握り、誰がその影響の重荷を背負っているのか」という視点から、知識の優先順位や意思決定のあり方に疑問を投げかけた。
● 彼らは、「すべての人に包括的で適応可能な気候教育を」というスローガンのもと、地域の文脈やコミュニティのニーズを反映したカリキュラム開発を推進している。その一環として、2024年にはマダガスカルにおいて政府の支援を受けながら、気候正義に関する教育トレーニングを実施し、気候危機に直面する現地の人々を力づける活動を展開した。
● 韓国国内では、若者が集まりアイデアを交換するための公共の学習空間の創出に注力している。2025年7月にはソウル大学で「韓国ユース地方会議(LCY Korea)」を開催し、異なる大学の学生たちが気候に関する対話や政策議論、共同行動に参加できるプラットフォームを提供。
● 2026年2月に韓国で予定されている「炭素中立基本法」の改正という重要な局面に向けて、ユース気候議会の運営委員として若者の声を政策に反映させるためのキャンペーンを準備している。彼らにとって気候正義は単なるスローガンではなく、環境保護のために緊急の措置を求める「使命」として位置づけられている。

【出典】:The Korea Times
https://www.koreatimes.co.kr/amp/southkorea/environment-animals/20251227/korean-university-students-help-shape-future-of-climate-education-policy







