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ルーマニア:ブカレストでのグローバルESDシンポジウム

発表日:2026年1月28日
■ 概要
● シンポジウムの開催とIAUの参加:2026年1月19日から21日にかけて、ルーマニアのブカレストで「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するグローバルシンポジウム」が開催され、国際大学協会(IAU)が参加。本シンポジウムはユネスコ、ルーマニア・ユネスコ国内委員会、ブカレスト国立科学技術大学(POLITEHNICA Bucharest)が共催したものであり、IAUからはヒリジェ・ファント・ランド事務局長らが招待され、議論に加わった。
● 包括的手法「ホール・インスティテューション・アプローチ」の推進:議論の中心は、高等教育システム全体において変革的かつ包括的な手法である、ユネスコの「ホール・インスティテューション・アプローチ」を強化することにあった。これは、教育カリキュラムだけでなく、大学運営やキャンパス管理など機関のあらゆる側面に持続可能性を埋め込むためのアプローチであり、「トランスフォーミング・フューチャーズ」プロジェクトの重要な節目と位置づけられている。
● IAUによる出版物の主導と実践的研究:IAUは「トランスフォーミング・フューチャーズ」プロジェクトの枠組みにおいて、出版物の開発を主導しており、2026年後半の発行を予定。このプロジェクトは実践的研究に基づいて設計されており、高等教育機関におけるホール・インスティテューション・アプローチの試験導入や継続的な改善を支援することを目的としている。
● 10カ国による国際連携と知識共有:このイニシアチブには、日本、ブラジル、コスタリカ、コートジボワール、キューバ、ドイツ、ケニア、マレーシア、ルーマニア、スロベニアの10カ国からパートナーが参加。3月にパリのユネスコ本部で開催されたキックオフ会議に続き、今回のシンポジウムは、パートナー同士が深い意見交換を行い、経験を共有し、今後のステップを検討するための重要な機会となった。
● 日本政府による資金支援:IAUは、「トランスフォーミング・フューチャーズ」プロジェクトに対する日本政府の資金提供と継続的な支援について、深い感謝を表明。日本はこのプロジェクトにおいて、資金面での貢献に加え、パートナー国の一つとしても参画しており、ESD推進に向けた国際協力に強くコミットしている。

【出典】
International Association of Universities: IAU
https://iau.global/news/global-esd-symposium-in-bucharest