- 北米
- 政府
- 教育研究機関
- その他
発表日:2026年1月30日
■ 概要
● 地球温暖化の進行への認識: 調査によると、アメリカ人の10人に7人が「過去150年間にわたり世界平均気温が上昇している」という定義に基づき、地球温暖化は実際に起きていると回答。一方で、起きていないと答えたのは13%、わからないと答えたのは15%であり、大多数の国民が温暖化の事実を認識している状況が明らかに。
● 人為的な原因への理解と乖離:地球温暖化の原因については、回答者の58%が主に「人間の活動」によるものだと理解。しかし、29%はいまだに「環境の自然変化」が主な原因であると考えており、少数ながら温暖化自体を否定する回答(7%)や、自然要因と人為要因の混合(5%)とする意見も見られ、原因に対する理解にはばらつきがある。
● 科学的合意に対する誤解:科学界のコンセンサスに関する一般の認識には依然として課題が残っている。58%は「ほとんどの科学者が地球温暖化は起きていると考えている」と正しく認識しているものの、約5人に1人にあたる20%の人々は「科学者の間でも意見が大きく割れている」と誤解しており、科学的な合意形成の事実が十分に浸透していない現状が示された。
● 調査の実施主体:今回取り上げられた報告書は、気候変動コミュニケーションの分野で著名な「イェール大学気候変動コミュニケーション・プロジェクト」と、「ジョージ・メイソン大学気候変動コミュニケーション・センター」によって共同で実施・発表されたもの。
● 調査方法と信頼性:本調査は2025年11月6日から14日にかけて、1,146人のアメリカ人成人を対象としたウェブベースの環境で行われた。サンプルはインターネットアクセスの有無に関わらずアメリカの成人人口を代表するように国勢調査の基準に合わせて重み付けされており、信頼水準95%における誤差範囲はプラスマイナス3ポイントという統計的信頼性を有している。

【出典】:National Center for Science Education (NCSE)
https://ncse.ngo/climate-change-american-mind-beliefs-attitudes-fall-2025







