- センター事業
ESD推進ネットワーク全国フォーラム(以下「全国フォーラム」)は、原則、毎年1回、ESD推進ネットワークの主たるステークホルダーが一堂に集い、ESDに関する最新の国際動向、国内動向、ネットワーク形成の状況を共有するとともに、相互のつながりを構築・強化することにより、ネットワークが成長するための機会として開催しています。
2020年は、8つの地方ESD活動支援センター(地方センター)が4つのテーマのもと、地域ESD活動推進拠点(地域ESD拠点)と連携し、各地域で展開してきた活動の成果を共有する場となりました。
新型コロナウィルス感染防止のため、完全にオンラインで1日だけの開催となりましたが、全国各地から延べ445名の方がご参加くださいました。誠にありがとうございました。
- ESD推進ネットワークのこれまでの成果を確認する。
- ESDに関する国内外の状況を共有する。
- 各地方センターをハブとした地域内の連携、地域を越えた連携強化の機会とする。
- 主 催:ESD活動支援センター、文部科学省、環境省
- 協 力:地域ESD活動推進拠点(地域ESD拠点)、全国規模のESD推進組織・団体、地方ESD活動支援センター(地方センター)
- 参加者:延べ445名(40の都道府県と海外1地域)
- 登壇者資料:ここをクリック
1.主催者による開会挨拶
【動画視聴】
①-1 次世代を対象としたSDGs人材育成活動の探究と実践
NPO等がコーディネートを行い、ユースの主体性を尊重した社会参加の取組みを紹介。地域の活動に関わることで課題に当事者として向き合う事や、様々な世代との交流を通じて、SDGs達成に寄与する次世代育成について考えました。
- ファシリテーター:
伊藤 博隆さん(関東地方ESD活動支援センター)
小路 楓さん(北海道地方ESD活動支援センター - 話題提供者:
松井 晋作さん(桐蔭横浜大学教育研究開発機構 専任講師)
草野 竹史さん(NPO法人ezorock代表理事) - コメンテーター:
松倉 紗野香さん(埼玉県上尾市立大石中学校 教諭)
- 趣旨説明 伊藤 博隆さん(関東地方ESD活動支援センター)
- 話題提供(1)松井 晋作さん(桐蔭横浜大学教育研究開発機構 専任講師)
SDGs⽂化祭におけるユースの学びの⽀援プログラムと成果について - 話題提供(2)草野 竹史さん(NPO法人ezorock代表理事)
ROCK THE LIFE, ROCK THE FUTURE - コメンテーター 松倉 紗野香さん(埼玉県上尾市立大石中学校 教諭)
社会人を対象としたSDGsチェックリストを用いたワークショップ、企業におけるSDGsの取組実践と社員教育の事例紹介とディスカッションを通じ、社会のプレーヤーを構成する人材育成の観点からESDのあり方を考えました。
- ファシリテーター:
古澤 礼太さん(中部大学国際ESD/SDGsセンター准教授)
原 理史さん(中部地方ESD活動支援センター) - 話題提供者:
堺 勇人さん(一般社団法人 環境市民プラットフォームとやま(PECとやま)事務局長)
平野 啓三さん(株式会社平野 取締役会長)
- 話題提供(1)堺 勇人さん(一般社団法人 環境市民プラットフォームとやま(PECとやま)事務局長)
社会人を対象としたESD実践の展開~SDGsチェックリストを用いたワークショップ - 話題提供(2)平野 啓三さん(株式会社平野 取締役会長)
本業でSDGsの達成に貢献する社員共育をめざして - パネルディスカッション(1)
- パネルディスカッション(2)
学校と地域が連携したSDGs達成に寄与するESD(持続可能な社会の創り手を育成する教育)の実践事例紹介及びプログラム作成の取り組み紹介を行い、地域でのESD授業づくりへの具体的な参画のあり方について考えました。
- ファシリテーター:
蒔田 尚典さん(近畿地方ESD活動支援センター)
中澤 敦子さん(近畿地方ESD活動支援センター) - 話題提供者:
新宮 済さん(奈良市立平城小学校 教諭)
阿部 友幸さん(山形大学附属特別支援学校 教諭)
亀崎 英二さん(公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク)
中堤 康友さん(仙台市立中野栄小学校 教諭) - コメンテーター:見上 一幸さん(東北地方ESD活動支援センター企画運営委員長)
- 話題提供(1)阿部 友幸さん(山形大学附属特別支援学校 教諭)
高等部木工グループ 作業学習 学習指導案「みんなが喜ぶ製品を作って販売しよう ー県産材を使おうー」 - 話題提供(2)新宮 済さん(奈良市立平城小学校 教諭)
第4学年 地域の河川におけるプラスチック汚染を題材にした総合的な学習の時間の実践 - 話題提供(3)亀崎 英治さん((公財)みやぎ・環境とくらし・ネットワーク/中堤康友さん(仙台市立中野栄小学校 教諭)
持続可能な社会の創り手を育てる新たな防災・気候変動環境学習の創造と実践 - コメント 見上 一幸さん(東北地方ESD活動支援センター企画運営委員長)
毎年のように各地で発災する自然災害に対して、自然学校拠点がネットワークして取り組む支援活動の事例を紹介し、地域での学びあい・ESDにつながる地域学習・人材育成の重要性について考えました。
- ファシリテーター:
澤 克彦さん(九州地方ESD活動支援センター)
松原 裕樹さん(中国地方ESD活動支援センター) - 話題提供者:
小川 聡さん(田舎の体験施設さんがうら施設長)
西村 仁志さん(RQ広島 代表/広島修道大学人間環境学部 教授)
- 趣旨説明 澤 克彦さん(九州地方ESD活動支援センター)
- 話題提供(1)小川 聡さん(田舎の体験施設さんがうら施設長)
- 話題提供(2)西村 仁志さん(RQ広島 代表/広島修道大学人間環境学部 教授)
災害ボランティア活動から学ぶ 〜東北・広島・熊本の連携の現場から
- 全体ふりかえり
飯田 貴也さん(NPO法人新宿環境活動ネット 理事・事務局長) - ESD推進ネットワークユースフォーラム「SDGs達成のためにユースネットワークが描く未来」開催報告
垣内 冴郁さん(日本ESD学会 若手の会) - 分科会報告①-1「次世代を対象としたSDGs人材育成活動の探究と実践」
伊藤 博隆さん(関東地方ESD活動支援センター) - 分科会報告①-2「SDGsの取組を社会実装するためのESD ~どんな人材が望まれるのか、育成するのか~」
宇賀神 幸恵さん(四国地方ESD活動支援センター) - 分科会報告②-1「学校と地域が連携してSDGsの人材育成を進める学習指導(プログラム)案の作成と実践」
見上 一幸さん(東北地方ESD活動支援センター企画運営委員長) - 分科会報告②-2「地域のレジリエンスとESD」
松原 裕樹さん(中国地方ESD活動支援センター)
地域ESD推進拠点、全国規模のESD推進団体など各団体の取組を紹介する「バーチャル・ポスターセッション」のページを設置しました。2021年1月29日(金)までご覧いただけます。
●地域ESD拠点
- 一般社団法人そらの郷
- 奈良教育大学:近畿ESDコンソーシアム
- 特定非営利活動法人NGO福岡ネットワーク
- 特定非営利活動法人環境パートナーシップちば
- 北九州ESD協議会
●協力団体
- 特定非営利活動法人持続可能な開発のための教育推進会議(ESD-J)
- 特定非営利活動法人開発教育協会(DEAR)
- 独立行政法人国立女性教育会館(NWEC)
- 公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)
- 公益財団法人五井平和財団
- 公益財団法人日本環境協会・こどもエコクラブ事務局
●その他団体等
- 学校法人常盤大学 智学館中等教育学校
- 公益財団法人京都市環境保全活動推進協会
- 鎌倉市立小坂小学校5年3組
- 一般社団法人ifLinkオープンコミュニティ
- 一般社団法人日本土壌肥料学会 土壌教育委員会
●地方ESD活動支援センター
- 北海道地方ESD活動支援センター
- 東北地方ESD活動支援センター
- 関東地方ESD活動支援センター
- 中部地方ESD活動支援センター
- 近畿地方ESD活動支援センター
- 中国地方ESD活動支援センター
- 四国地方ESD活動支援センター
- 九州地方ESD活動支援センター
「ESD推進ネットワークユースフォーラム2020」
- 主催:日本ESD学会 若手の会、日本環境教育学会、ESD活動支援センター
- 日時:2020 年 12 月 13 日(日) 15:00~17:00
- 場所:オンライン(Zoom)
10のユース団体からの事例報告やその後のディスカッションを通じ、専門家との連携や他団体との交流・協力など活動の輪を広げるためのプラットフォームやコミュニティ形成の重要性が確認されました。