「第5回パリ協定とSDGsのシナジー強化に関する国際会議」の結果概要
【情報源】
環境省
#海外の情報
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【名称】
第5回パリ協定とSDG sのシナジー強化に関する国際会議
CLIMATE & SDG SYNERGY FIFTH GLOBAL CONFERENCE
-Building a Just World and a Sustainable Planet-
【開催日(期間)】
2024年9月5日~同年9月6日
【主催者・協力者】
主催:国連経済社会局(UNDESA)、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)事務局
ホスト:ブラジル連邦共和国外務省
【開催地】
ブラジル連邦共和国リオデジャネイロ「明日の博物館」(Museum of Tomorrow)
【結果概要】
本件会議は、2030アジェンダとパリ協定の目標に向けたシナジーの高い取組を最大化することを目的として、2019年から開催されてきた。第5回となる今次会合では、「公正な世界と持続可能な地球を構築する」をテーマに、コベネフィットを実現し誰も取り残さないSDGsを通じた気候課題への対処、持続可能な生産と消費のパターンとなるライフスタイルへの移行、等のテーマについて議論された。
小川特別国際交渉官は、ハイレベルセグメントにおいて、第6回国連環境総会(UNEA-6)において我が国が提案し採択された「シナジー・協力・連携の国際環境条約及び他の環境関連文書の国内実施における促進に関する決議」の概要やその実施に向けた我が国の考えを発言した。また、シナジーを促進する我が国による取組事例として、ブラジルのアマゾン地域において国際協力機構(JICA)が実施する違法森林伐採の抑止に係る取組や、千葉県の印旛沼流域の湿地再生に関する取組事例を紹介した。
また、同会議のラウンドテーブルにおいてJICAブラジル事務所の宮崎明博所長から、コベネフィット型気候変動対策の推進による開発途上国の課題解決について、テーマセッションにおいて地球環境戦略研究機関(IGES)の藤野純一上席研究員から、神奈川県鎌倉市における、行政や民間、市民が協働で「循環者」の育成を目指す共創拠点が地域課題に貢献している事例について、それぞれ発表された。
クロージングセッションにおいて主催者より、以下の要素を含むキーメッセージ及び提言の概要が口頭にて発表され、会合サマリーが近日中に会議公式ページに公表される旨説明があった。
● キーメッセージの概要
・ パリ協定とSDGsのシナジーはトレードオフよりも大きく、これらのシナジー的解決を妨げる障壁を取り除くことが重要
・ 知識やデータの活用そしてローカライゼーションの推進を通じて、分断を克服し、意思決定における多様なステークホルダーの参加を促進することが有益
● 提言の概要
・ 脆弱な立場にある人々を取り残さない包摂的なプロセス
・資金ギャップへの対応
・エビデンスに基づく政策決定の強化
クロージングセッションにおいて主催者より、以下の要素を含むキーメッセージ及び提言の概要が口頭にて発表され、会合サマリーが近日中に会議公式ページに公表される旨説明があった。
● キーメッセージの概要
・ パリ協定とSDGsのシナジーはトレードオフよりも大きく、これらのシナジー的解決を妨げる障壁を取り除くことが重要
・ 知識やデータの活用そしてローカライゼーションの推進を通じて、分断を克服し、意思決定における多様なステークホルダーの参加を促進することが有益
● 提言の概要
・ 脆弱な立場にある人々を取り残さない包摂的なプロセス
・資金ギャップへの対応
・エビデンスに基づく政策決定の強化
【会議公式ページ 】
【問合せ先】
環境省地球環境局国際連携課
代表03-3581-8243
直通03-5521-8245