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【報告書】2021 Snapshot of Sustainability Maturity
【情報源】
Environment+Energy Leader News 8/17
【名称】
2021 Snapshot of Sustainability Maturity
【形態・形式】
報告書
【著者・講演者または発行者】
Sphera(総合的リスク管理ソフトウエアおよび情報サービスの世界的プロバイダー会社)
【発行/公表時期】
2021年8月17日
【背景・目的】
Spheraという会社をご存じでしょうか?環境面の健康と安全、オペレーショナルリスク、プロダクト・スチュワードシップに重点を置いたIntegrated Risk Management(総合リスク管理)ソフトウエアおよび情報サービスの世界的プロバイダーです。この会社が、「2021 Snapshot of Sustainability Maturity」という報告書を公表しました。気候変動に対処するための一般的な危機感が強まっている中、企業にとっては、持続可能性がもはや単なるマーケティングボーナスではなくなっています。持続可能な事業実践は、長期的な価値を創造し、世界経済で競争するために必須になっています。しかし、これは実際には何を意味するのでしょうか?企業は、より環境に優しい環境に明日立つために今日何をしているでしょうか?本報告書は、業界を超えた133名の企業リーダーの視点から、ビジネスにおける持続可能性の成熟度に関する現状のスナップショットを提供します。
【概要】
Spheraは、製造業、 建設業、教育、自動車、石油・ガス、健康さを含む企業の133のリーダーに対する「持続可能性の成熟度(sustainability mutuality)」調査を2020年9-10月に実施し、企業のコミットメント、戦略、活動の実施状況、結果の測定と報告といった観点からの世界的なベンチマーク確立に貢献した。その結果に関する以下の見解は、Sheraのオンライン・サステイナビリティ・サミットで最初に公表された。
<報告書の見解>
1.企業は、持続可能性の早期の進展に関し楽観的である。
多くの企業リーダーは、自社の活動が持続可能性に向けて進んでいると認識している。気候目標は何十年か先ではあるが、まだゲームは始まったばかりであり、思うほど容易には進めないことに企業リーダーは気づくことになるかもしれない。
2.持続可能な活動の実践は、コミットメントより遅れている。
多くの企業は気候に関するコミットメントを社内で戦略的に、または製品開発という観点から議論しているが、その実施に向けてまだ作業を必要としており、行動に移すことが求められている。
3.透明性(transparency)が最優先課題である。
ほとんどの企業が持続可能性に関する報告を公表するようになっており、多くの企業は、進展を示すための科学に基づく排出削減目標を設定している。
4.企業にとって、持続可能性に関する努力をデジタル化する機会は開かれている。
パンデミックにより企業のDX化は進展したが、持続可能性分野でのデジタル化はまだ進んでいない。持続可能性に向けた進展のため、持続可能性に関するプロセスのデジタル化が最初の主要なチャレンジである。
【対象】
持続可能な社会づくり向けた企業活動に関わるビジネス・リーダー、行政関係者、研究者
【入手方法・価格】
【問合せ先】
Environment+Energy Leader <editor@environmentalleader.com>
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