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カナダの山火事によるニューヨークの深刻な大気汚染

【情報源】
Twitter0608
【名称】
カナダの山火事によるニューヨークの深刻な大気汚染
【形態・形式】
情報提供
【背景・目的】
気候変動による北米の山火事が越境して米国のニューヨークの社会生活や、おそらく人の健康にも深刻な影響を及ぼす恐れがあるとの報道等がなされた。
【概要】
5月末にカナダのプリティッシュ・コロンビア州Donnie Creekで発生した山火事は、2,400Km以上を焼失し、同州の史上最大規模になりました。
その煙は米国東部に達しました。6月7日には信じられないほど濃密な煙がニューヨークに到達し、ニューヨークの大気は視程がなくなるほど劇的に悪化しました。
正確に計測したデータを見ての意見ではありませんが、これは1990年代に大きな社会問題になったインドネシアの山火事による煙霧と同様に深刻な越境大気汚染のように思われます。
国連のグテーレス事務総長は、この状況に対し、ツイッターで「カナダの山火事の煙が南下したことにより、ニューヨークの国連本部では恐るべき大気汚染が起こっている。世界の気温上昇に伴う山火事のリスクを緊急に減らすことが喫茶金の課題になっている。私たちは自然と平和に付き合わなければならない。ギブアップするわけにはいかない。」と述べています。
【対象】
気候変動や汚染問題に関心を有する全ての者(若者、市民、政府関係者、企業、NGO、その他)
【問合せ先】
Jeff Smith (UNEP)