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教員に関するグローバル・レポート
【情報源】
UNESCO Newsletter
【名称】
教員に関するグローバル・レポート
【形態・形式】
報告書(文書)
【著者・講演者または発行者】
ユネスコ
【発行/公表時期】
2024年2月22日
【背景・目的】
2024年2月22日にユネスコから教員に関するグローバル・レポートが公表され、2030年までに初等・中等教育の普遍化を達成するためには、4,400万人の教員増が必要と指摘されました。
【概要】

報告書のポイントは以下の通りです。

教員は、すべての学習者の潜在能力を引き出し、すべての人に包括的で公平かつ質の高い教育をという持続可能な開発目標4を達成するための中心的存在です。しかし、遺憾なことに、世界的な教員不足は教育の未来を危うくしています。教員に関するグローバル・レポート(本報告書)のために収集された新たなデータによると、2030年までに普遍的な初等・中等教育を達成するためには、4,400万人の追加教員が必要です。サハラ以南のアフリカでは、さらに1,500万人の教員が必要である一方、高所得国では、教員が大量に職を離れるという定着率の問題に直面しており、教員不足は広範囲に及んでいます。

教育の未来に関する国際委員会や2022年教育変革サミットの呼びかけに呼応するように、本報告書は教職の品格を高め、多様化し、価値を高めることを提唱しています。格差是正のためには、労働条件の改善、専門能力開発の強化、意思決定への教員の関与の強化が重要であることを強調しています。

本報告書は、協力的で革新的、かつ結束力のある教職のために、弾力的な教育制度の中で教員に力を与え、採用し、訓練し、支援するための国際的・各国的な努力を結集するためのツールです。教職の地位を向上させ、すべての学習者に質の高い教育を提供することを目的としたロードマップであり、早急な行動を促しています。

【対象】
初等中等教育関係者(教員、教育委員会職員、教育関係研究者等)
【入手方法・価格】
無料。以下のURLからダウンロード可能
https://unesdoc.unesco.org/ark:/48223/pf0000388832
【問合せ先】
ユネスコ本部教育局