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ケニア:ケニヤッタ大学でLEAD-ESDプログラム開始ワークショップ開催

発表日:2025年8月5日

■ 概要
● ケニヤッタ大学は2025年8月5日、ワークショップをオンラインで開催し、「Leadership for Education for Sustainable Development(持続可能な開発のための教育におけるリーダーシップ)」をテーマに、LEAD-ESDプログラムの正式な開始を宣言した。
● ワークショップには学界、政府省庁、郡代表、環境機関、開発パートナーなどが参加し、教育を通じて持続可能な未来を構想することを目的とした。
● UNICEF、NEMA(国家環境管理局)、UNESCO東アフリカ地域事務所の代表者が登壇し、ESDの戦略的重要性を強調した。ワンジョヒ副学長(学術担当)は、SDG4ターゲット4.7との整合性を示しつつ、ケニヤッタ大学のLMS(Learning Management System)、HEDGES(UNESCO Chair on Higher Education for a Green and Sustainable Economy)といった学習基盤を紹介した。
● トルワ副学長(研究・イノベーション担当)は基調講演を行い、プログラムがケニア、ウガンダ、タンザニア、セーシェルを対象とする地域的取り組みであることを強調し、ケニヤッタ大学が実施機関に選ばれた意義を示した。
● 講演や質疑応答では、ESD導入における政治的課題や教育における創造性の統合について議論され、教育者が変革の担い手となる重要性が確認された。

【出典】

ケニヤッタ大学
https://www.ku.ac.ke/index.php/component/k2/item/3501-inception-workshop-for-lead-esd-programme