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ナイジェリア:学校での環境教育を促進するため新カリキュラムを要求

発表日:2025年9月22日 出典:Guardian News
■ 概要
● 専門家たちは、ナイジェリアの学校カリキュラムを改革し、学生の期間で環境持続可能性の知識を定着させ、エコフレンドリーな実践を推進するよう強く求めた。これは、急速な森林破壊、汚染、気候変動といったナイジェリアの悪化する環境危機に対処するため、教育が環境意識の高い市民を育成する鍵であるという認識に基づいている。
● イバダン大学の持続可能な開発センター(CEDEV)で開催された「グリーン・スクール・アクティベーション・サミット」において、Green School Activation Programme(GSAP)が立ち上げられた。この先駆的なイニシアチブは、ナイジェリアおよびアフリカ全体の中等学校にグリーン教育と学校全体の持続可能性実践を統合することを目指す。
● GSAPは、グリーンな学習環境、学校菜園を通じた食料安全保障、気候教育、エコフレンドリーなインフラ、イノベーション、循環経済の原則を取り入れたホールスクールアプローチを採用している。この取り組みはUNICEFのグリーン・スクール・プログラムとも連携している。
● 提言された具体的な行動として、エコ・クラブの設立、植林、廃棄物管理システム、再生可能エネルギーの導入が学校に推奨された。また、教師向けトレーニングを提供し、各学校が持続可能性の取り組みを主導するために少なくとも2名の農業教師を指定すべきだと述べた。
● グリーン教育の取り組みを推進するため、持続可能な学校に報奨を与え、資源やグローバルな連携につなげる認証枠組みであるNational Network of Accredited Green Schools(認定グリーン・スクールの全国ネットワーク)が発表された。

【出典】
https://guardian.ng/features/education/experts-seek-new-curriculum-to-promote-environmental-education-in-schools-2/