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発表日:2025年11月6日
■ 概要
● 英国政府は、気候変動と持続可能性に関する学校教育を改善すると発表。この計画では、小学校と中学校の両方でカリキュラムを改革することが示された。
● 教育向上財団CEOのベッキー・フランシス教授が主導したレビューにおいて、既存の学習プログラムでは、「気候変動を引き起こす科学的原則の欠如」や、人間の行動が環境に与える影響が課題として浮き彫りになった。
● 改革の一環として、政府はデザイン・技術のカリキュラム等の科目内容を改定し、持続可能性の概念を導入する予定。
● この教育を通じて、学校は気候の緊急性について教えるだけでなく、生徒を英国のネットゼロ移行を推進するソリューションに備えさせ、教育課程終了後に利用可能になる関連キャリアを示すことを確実にすることを目指している。SUEZ UKのアダム・リード博士は、持続可能性を理解することは、「次世代の消費者、イノベーター、従業員にとっての不可欠なライフスキル」であると強調した。
● 公認廃棄物管理協会(CIWM)は本計画を歓迎し、若者がグリーンおよび資源部門でのキャリアに必要な「考え方とスキル」を開発する機会であると評価した。しかし、CIWMは、これらの野心を効果的に実現するためには、次期カリキュラム開発段階での産業界との有用な関与や、適切なリソースの確保、教員研修、16歳から19歳までの教育のための適切な道筋を優先すべきだと強調した。

【出典:Circular】
https://www.circularonline.co.uk/news/government-to-add-climate-change-education-to-school-curriculum/







