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インド:バジャリ地区当局とMCFが学生向け気候変動啓発プログラム推進

発表日:2025年12月28日

■ 概要
● 2025年12月27日、インドのアッサム州バジャリ地区当局とマハバフ・クライメート・フォーラム(MCF)は、大規模な気候変動啓発プログラムを実施。この取り組みは、大学生たちに環境保護の意識を植え付け、草の根の運動を促進することを目的としている。
● 特別講師を務めたマヘンドラ・クマール・ヤダヴァ氏は、CO2排出や氷河の融解といった科学的要因に加え、セメントや赤レンガ、大理石タイルといった建設資材が炭素に与える影響を詳しく解説。同氏は、植林や湿地保全、使い捨てプラスチックの排除の重要性を強調し、アッサム州が進める不法占拠地の緑化活動についても言及した。
● バジャリ地区委員長のムリドゥル・クマール・ダス氏は、気候変動対策を政府だけに頼るのではなく、エアコンの使用抑制、節電、プラスチックの使用回避といった個人の行動変容を社会的責務として実践するよう参加学生に意識づけた。また、地区内の教育部門や森林部門と連携し、地区レベルの気候コンテストを開催する計画も明らかにした。
● 教育の制度化に向けた動きとして、2025年10月より高等二次学校において毎月第2第4土曜日の特別授業が開始されている。さらに、学生のリーダーシップ育成を目的としたインド初の教育テキスト『Climate Justice 101』の発行や、バタデヴ大学との提携による「グリーン・キャンパス・プログラム」の導入など、学術的な枠組みの構築が進んでいる。
● 学習をより実践的なものにするため、大学に気象監視・テストセンターを設置し、体験的な学びの場を提供することも発表された。これらの多角的な取り組みにより、バジャリ地区は気候変動教育の先駆的なモデルとなり、地域の回復力と公平性を担う次世代の環境リーダー(気候大使)の育成を目指している。

【出典】:Mahabahu.com
https://mahabahu.com/bajali-district-administration-and-mcf-drive/