- 中南米
- 国連機関等
- 政府
- 会議
#海外の情報
The UN Biodiversity Conference(COP16)
Crisis facing nature takes centre stage at UN summit
生物多様性に関する国連の主要会議がコロンビアのカリで開幕し、196カ国が自然界の衰退を食い止め、逆転させる方法について話し合う。
国連生物多様性会議(COP16)は、開催国コロンビアの言葉を借りれば、人類が「自然との平和」を築くための12日間にわたるアジェンダが目白押しだ。このプロセスは、平和を育み、持続可能な開発を支援するために極めて重要であると、指導者たちは主張する見込みだ。この会議は、世界各地で生態系が急激に衰退し、「危険で不確かな明日」が生まれつつあるなかでの開催であり、アントニオ・グテーレス国連事務総長はこう警告している。
カリでは、各国代表が、自然喪失を食い止め、回復させるための画期的な2022年の合意である「昆明・モントリオール生物多様性グローバルフレームワーク」の実施について話し合う予定だ。また、生物多様性の保全と持続可能な管理のために、開発途上国に何十億ドルもの資金を提供する方法も検討される。そして、遺伝子配列の解読に基づく進歩について、民間企業に国家への補償を義務づける画期的なルールについて議論する。
国連環境計画(UNEP)のスーザン・ガードナー生態系部長は、「さまざまな意味で、今が自然にとって、ひいては世界中の多くのコミュニティにとって、明暗を分ける瞬間なのです」と語る。「環境悪化は貧困に拍車をかけ、移住を促し、紛争を引き起こしています。 ここ数年、各国が自然の危機に対処するために大胆な取り組みを行っています。今後2週間の間に、これらの約束が行動に移されるのを見る必要がある。