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【女性と女児の権利と地域を確立させるための今日までの道のり】
1995年9月に北京で開催された「第4回世界女性会議」がは女性の権利を大きく変え、女性の人権を再確認しました。
それ以来、女性と女児は障壁を打ち破り、ステレオタイプに抗い、正当な地位を求めてきました。
【女性と女児の置かれた現状】
しかし、暴力、差別、経済的不平等といった古くからの恐怖が、今も社会を蝕んでいます。
また、バイアスのかかったアルゴリズムなどの新たな脅威が、オンライン空間に不平等を組み込み、新たなハラスメントや虐待の場を開いています。
平等な権利を勝ち取るどころか、現代の社会は女性蔑視が主流化しています。
【女性と女児のための公平な機会を整えるための行動】
私たちに必要なのは、
①各国が平等に向けて投資できる資金を利用可能にし、そうした投資を優先させる行動。
②ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)における平等な機会を開放し、
男女間での賃金格差を縮小し、ケア労働をめぐる課題に対処する行動。
③女性と女児に対するあらゆる形態の暴力に終止符を打つための法律を強化し、施行する行動。
④平和構築を含め、意思決定への女性の全面的な参加を確保する行動。
そして、
⑤科学・技術・工学・数学の分野における女性と女児に対する障壁を取り除く行動です。
【国連の取り組み】
国連の「未来のための協定」と「グローバル・デジタル・コンパクト」は、こうした行動の指針となる青写真です。
女性や女児の地位が向上することで、皆が豊かになるのです。
すべての女性と女児、そしてあらゆる場所のあらゆる人々の権利、平等、エンパワーメントを実現すべく、
皆で断固として取り組んでいく必要があります。
【情報源】
国連広報センター
https://www.unic.or.jp/news_press/messages_speeches/sg/51688/