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ESDフォーラム「綾ユネスコエコパークに学ぶ教育の未来 」

南九州大学環境教育講演会 M-cafe 11 

 ESDフォーラム

「綾ユネスコエコパークに学ぶ教育の未来 〜探究と対話で創る持続可能な社会〜」

 

目的

予測不可能な現代社会。すべての人が安心・安全によりよく生きることができる持続可能な社会を構築するためには、これまでの知識偏重の学びから脱却し、さまざまな課題の解決のために、多様な視点から問題を捉え、考えの異なるさまざまな人たちと対話を通して協働し、課題解決に向かう総合的な力(学力)が求められています。

ユネスコが認定するユネスコエコパークは、人間と自然の共生をテーマとして現代社会の課題解決を実践するモデル地域と位置付けられています。同時に、ユネスコスクールには課題解決のための総合的な学力を育成する教育(持続可能な社会の担い手を育成する教育=ESD)の実践が求められています。宮崎県では2012年に綾ユネスコエコパークが登録され、2014年には綾小学校・中学校が県内初のユネスコスクールに認定されたことから、小中学校ではESDを推進し、総合的な学習の時間を核としたカリキュラムの見直しに取り組んできました。

このような総合的な学力を育成するための教育は現行の学習指導要領の告示によって、国内すべての学校に求められることとなり、現在、教育現場では「探究」の取り組みが急ピッチで進められています。しかし、その探究の質やカリキュラムへの位置付けには、地域や学校、教員間で大きなバラつきがみられ、次期学習指導要領に向けた議論のなかでも「探究の質」が問われています。

そこで、M-cafe11では、小学校の総合的学習をESDの視点から再構築し新しい学びのモデルを創り成果をあげたユネスコスクールの第一人者である手島利夫先生と、国際理解教育や対話型授業の実践的な研究者である多田孝志先生をお迎えし、今、求められている探究的学習や対話的学びについて、参加者それぞれが理解を深め、実践に活かす機会とします。

 

キーワード:

#SDGs #ESD #生物多様性 #ユネスコスクール #探究 #持続可能

 

講師

  • 手島利夫 / ESD、SDGs推進研究室 / 元内閣府ESD円卓会議委員、元日本ESD学会副会長

子どもたちや学校を見つめ続ける教育実践者。ユネスコスクール八名川小学校(東京)校長としてESDの視点から授業改善に取り組み、新学習指導要領の学びのモデルを創る。内閣府ESD円卓会議委員、日本ESD学会副会長を歴任。NPO法人日本持続発展教育推進フォーラム理事。

 

  • 多田孝志 / 金沢学院大学教育学部教育学科 / 学部長 / 博士(学校教育学)

専門は、国際理解教育、対話論、学習論。現在の主な研究テーマは対話型授業研究、生物多様性、人間論、教師教育。共創型対話学習研究所所長、日本国際教育学会・日本学校教育学会元会長。「教育の真実は現場にある」をモットーに全国で教育実践研究所を継続。

 

コーディネーター

  • 遠藤 晃 / 南九州大学人間発達学部 / 教授 / 博士(理学)

専門は生態学、ESD、科学教育。2003年から小学校の総合的学習のなかで科学的な探究学習の指導に取り組み、2010年から教員養成課程で、ESDや探究学習と指導法に取り組む。綾ユネスコエコパーク専門委員。現在の主な研究テーマはESD、ニホンカモシカの保全、探究の指導法

 

会場:南九州大学・宮崎キャンパス ひなた館アクティブラーニングルーム 会場&オンライン配信併用

日時:2026年 3月 7日(土) 13:00〜16:30

対象:一般、学生、教員、高校生(会場:70名程度、オンライン:300名程度)

 

タイムテーブル:

12:30〜 開場

13:00〜 開演

13:00〜13:20    主旨説明 / 遠藤 晃(20分)

13:20〜14:00    基調講演(35分+質疑応答) / 手島利夫

14:00〜14:40    特別講演(35分+質疑応答) / 多田孝志

14:40〜15:00    休憩(20分)/ ポスター展示

15:00〜16:30    パネルディスカッション「探究と対話で創る持続可能な社会」

話題提供①:綾町ユネスコスクールの取り組み

話題提供②:高校の探究学習

話題提供③:大学の地域課題解決型学習(南九州大学)

総合討論

 

12:30〜16:30    ポスター展示(小・中・高・大の探究学習)

 

お申込み:

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeh8wQ0CwA5OpSdnLwkO_r3Ds_OiHpzpiCWXM06mVmWHF_DZQ/viewform?usp=dialog

 

 

【関連イベント】

ワークショップ 「いま、問われる、総合的学習(探究)の探究の質とは?」

新学習指導要領の告示以降、総合的な学習(探究)の時間の意義が再確認され、学校現場では社会とのつながりのなかでの課題解決型の探究学習の取り組みが進められています。各学校で各教員によって取り組まれる探究学習には、真の探究になっているものあれば、いわゆる調べ学習に終始するものもあり、その質に大きなバラつきがみられます。また、担当する教員や高校生のなかにも、探究の目的や方法がわからないまま取り組んでいる事例も多いようにおもわれます。

そこで本ワークショップでは、講師のレクチャーと対話を通して、小中高等学校の教員や探究学習の担当者、高校生、教員志望学生のみなさんといっしょに、探究の目的や方法を考えていきます。探究の手応えをもっと感じたい方、探究学習の指導に悩んでいる方、これから教員を目指し探究について学びたい方。綾ユネスコエコパークという、いつもとは違った環境のなかで、肩の力を抜いてゆったりと「探究学習」について探究してみませんか?

 

会場:綾ユネスコエコパークセンター(綾町) (会場&オンライン配信併用)

対象:小中高等学校の教員、探究学習担当者、高校生、教員志望の大学生(40名程度)

日時:2026年3月6日(金) 14:00〜16:00

講師:手島利夫:ESD、SDGs推進研究室/主宰/元内閣府ESD円卓会議委員

多田孝志:金沢学院大学教育学部教育学科/学部長/博士(学校教育学)

遠藤 晃:南九州大学人間発達学部/教授/博士(理学)